-好奇心で人生を楽しめば、結果はついてくる-
ポイント
・好奇心は武器
・好奇心を十分に発揮すれば人生は楽しくなる
リチャード・P・ファインマン。1918-1988。アメリカの物理学者。マンハッタン計画に参加。
ノーベル物理学者である ファインマン氏の自伝です。「ファインマン」という名前を聞けば、マンハッタン計画でもノーベル賞でもなく、「好奇心の塊の人」と思い出してほしいとつづっています。そしてその好奇心に彩られた面白エピソードが本書には満載です。
例えば、科学者だったかと思うと、強烈な好奇心に突き動かされて、いきなりカジノでのプロの博打に弟子入りするほどギャンブルにのめり込みます。そしてなぜかボンゴドラムの演奏奏者としてバレエの国際コンクールで伴奏までしてしまいます。はたまた幻覚に強い興味を持つと、ちょっと怖い感覚遮断装置にさえ躊躇なく入ってしまいます。興味関心の振れ幅が広く、行動力も持つファインマンさん。
また、真面目に教育論も語ります。教育方法はたくさんあるが、人々の能力は思うように上がらないし、犯罪者を矯正する方法もたくさんあるが、犯罪者は減らない。今までの教育は、カーゴ・カルト・サイエンスであって、重要な本質が抜けていると主張します。その本質とは、科学的な良心であるとし、物事を客観的に判断して追求することこそが大切であるといいます。
上巻は彼の少年時代、物理学者としての修行時代。マンハッタン計画から終戦を迎えるころまでのエピソードを収録。下巻では、成長したファインマンが「物理学者として」物理のみならず社会や芸術とかかわってゆくさまに触れることができます。とっても面白い自伝です
ご拝読ありがとうございました。それでは、さようなら。気をつけて:)
著者: リチャード・P・ファインマン 翻訳: 大貫 昌子 文庫: 343p 出版: 岩波書店
1回目読了 2009/10/9
コメント
Hey! This is my 1st comment here so I just wanted to give
a quick shout out and say I truly enjoy reading your articles.
Can you suggest any other blogs/websites/forums that go over the same
subjects? Appreciate it!
It’s amazing to go to see this website and reading the views of all mates
regarding this article, while I am also zealous of getting familiarity.