-生き方本の決定版-
ポイント
・人の上に立つものは無心でないといけない
・豊かな時は、貧しい人を思いやる
・若い時は、老人の辛さを思いやる
・心の余裕が大切
洪自誠(こうじせい)
中国・明代の学者。
菜根譚は、以下の三つの柱とし、簡素に生きて精神性を高めることが大切だと説いています。
・儒教の人の道
・道教の秩序
・仏教の苦悩する心
儒教は、自らを厳しく律して学ぶことを説き、 道教は、反対に自由にのんびりと生きることを勧めます。この二つが現実的な知恵であるのに対し、 仏教は、宇宙の真理を語り悟りの境地を教えます。それぞれの足りない部分を補うかのようにまとめてあるので、読者のあらゆる状況や悩みに対応しています。
東急グループの創業者・五島慶太、元首相・田中角栄、小説家・吉川英治などが愛読者だったそうです。
ご拝読ありがとうございました。それでは、さようなら。気をつけて:)
著者: 洪自誠 翻訳: 祐木 亜子 単行本: 288p 出版: デスカヴァートゥエンティワン
1回目読了 2009/01/07
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